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LEGO社が自由学園を視察

LEGO社のグローバルチームの3名の方が、デンマーク、フランス、イギリスから初等部に視察にいらっしゃいました。「なぜLEGO社が自由学園に」と伺うと、世界中の創造的な教育をリサーチしているとのことで、事前に以下のような訪問目的をお送りくださいました。

「LEGOのグローバルチームは、創造性の改善と子ども達についてより知ろうとするために、常に新しい方法を探しています。ロンドンを拠点とするグローバルチームは、新しい遊び方や遊びが始まろうとするその瞬間について知るために、創造性のある日本の学校を訪問したいと考えております。学校環境にいる子ども逹の様子を見学したり、教育者の方々と創造性や遊びについてお話しすることにより、日本の子ども逹が学校でどのように意欲を見出だしていくのか知りたいと考えております。」

当日は、初等部の美術の授業や食事、掃除、休み時間の様子などを見学。子どもたちや保護者の方へのインタビューも行われました。昼食時間には子どもたちを前にそれぞれの国の言葉を交えつつ、ユーモアあふれるあいさつをしてくださいました。

見学を終え、自由学園の教育や子どもたちをめぐる環境についてお話をし、意見交換をさせていただきました。話はプログラミング教育からジェンダー論まで広がりました。

来校時にまず、「グラウンドに遊具がなくて、子どもたちはどう遊ぶのか」とお感じになったそうですが、豊かな自然の中でいたるところで子供同士で集まり、元気に年齢を超えてそれぞれの遊びを作っている様子を見て驚いたとのことでした。

お話の中で私が一番印象に残ったのは、私の「今、スキルの教育が盛んであり、私たちも子どもたちに身につけさせたいことはたくさんあるけれど、同時に自由学園ではスキルの教育だけではなく、人生をどのように送りたいかという、価値観に関わる教育を大切に考えています」という説明に対して、「レゴの次のテーマの一つも価値に関わる部分です」との予想していなかったお返事があったことでした。

また、すでに多様性や多様な生き方を考慮したレゴの開発も行われているとのことでした。
https://education.lego.com/ja-jp/about-us

子どもたちの言葉に対してもみなさん熱心にメモを取り、「この学校の取り組みや環境にたくさん刺激を受けた」と言っていただきましたが、この見学を終えてグローバルチームでどのような議論が行われるのか、とても興味深いところです。

 
 


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