8月2日(水)〜6日(日)の5日間、北海道札幌市厚別陸上競技場で全国高校総体北海道インターハイが開催されました。今年は男子400mハードルの志村 武(3年)が優勝候補と注目され、男子4×400mリレーも伏兵の日本工大駒場高校が志村選手を中心に入賞を狙うなどと、注目されていた。ところが思わぬアクシデントに見舞われました。400mハードルでは優勝候補とも言われた志村 武が7月12日、練習中ハードルに足を引っかけて転倒、救急車で搬送され全治3ヶ月の診断、鎖骨骨折。大学病院整形外科の名医の先生と相談し直ぐに手術、遠征に行く一週間前には動けるようになり、3日前に初めてスパイクを履いて走り始めるまで回復。出場の可否は本人が決めて予選レースに備えました。
3日の予選は、みんなの心配をよそに1着で予選を通過。4日の準決勝はさすがにいっぱい、いっぱいの走りでも2着で通過して、決勝に駒を進めました。決勝ではスタート1台目からリズムに乗った速いスピードで攻めの走りでトップでしたが、2台目で足が合わずに最下位に落ちましたが、慌てずに一人一人を着実に抜いて行きゴール手前で4位に食い込む走りでした。志村のレース展開にスタンドのお客さんたちは驚きの拍手で讃えてくれました。4×400mリレー予選はレース中に選手同士の接触があり転倒してレースに復帰出来ず残念ながら途中棄権となってしまいました。今回の全国高校総体での日駒の活躍に大学の先生方や高校や中学校の多くの先生方、OB・OG、卒業生の保護者の方々、一般の方で日駒の陸上部のファンの方々などからお祝いの電話やメッセージなど沢山いただきありがとうございました。また、日駒の生徒、保護者の方々でわざわざ競技場まで応援に来ていただいた方々には、この書面をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
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